通学時の防犯の取り組み方をまとめました

子どもに知らない人にはついていかないようにと言い聞かせても、実際に犯罪をして連れ去りを行う人は知らない他人ばかりとは限りません。親戚や学校関係者、近所の人などのケースも増えていて、トラブルに巻き込まれるとき、顔を知っている身近な人がかかわっていることも少なくないため、より注意が必要です。家族がけがをした、病気で倒れたから一緒に病院に行くように声を変えられてしまうと、子供も気が動転して知らない人の車に乗ってしまう可能性がありますから、日ごろから通学時の防犯対策は、家族みんなで行うとともに、地域や学校ともおこなうべきです。危険な場所や行為、声掛けのパターンなどをはじめから知っておくと、子供も突然声をかけられても動揺せず、知らない人の車に乗ってしまうリスクも避けることができます。

親子で犯罪の起こりやすい場所を確認する

学校までの距離が長い場合、親子で危険個所の確認を一緒に行うことが通学時の防犯対策になります。声掛けが行われるのは、一人で歩いているときが多く、見通しが悪い場所や人気が少ないところ、あるいは人通りが多すぎて混雑するような場所であったり、不特定多数の人が出入りしていて、知らない人がいても不審がられない場所が危険です。一緒に歩きながら注意するべき場所を覚えさせ、そこで声をかけられたら知っている人であっても用心すること、なるべく一人で歩かないことや、後ろから近づく人に注意すること、怖い時には助けを大声で求めながら走って逃げるという行動をとれるようにしておくべきです。危険が感じられる場所には父母で協力して監視員を配置したり、近所にある子ども110番の家の場所を子どもに把握させるようにしましょう。

緊急時の連絡の取り方を決めておく

車で連れ去りを行う人に多いのが、親に頼まれて迎えに来た家族がけがや病気で病院にいるのですぐに一緒に行こうというような緊急性のある内容を使うことです。このため、万が一のことがあったら連絡を取る方法も確認しあっておくことが大切になります。子どもには必ず確認が取れるまでは、車に乗り込まないようにすることを徹底させ、学校によっては携帯電話の所持が禁止されている場合もありますから、すぐに連絡が取れない場所にいるときには、一度学校に戻ったり近くの友人や知人の家から電話をさせてもらえるように話しておくことなどもよい方法です。GPSや防犯ブザーなどのアイテムを持たせることも、通学時の安全を保つためには大切なことです。帰宅時間がいつもと違う時間になるときは学校を出る前に連絡をさせること、セキュリティー会社が提供する見守りサービスに加入するのもよいでしょう。