通学時にどのように防犯したら良いのか

子供の防犯において、不審者による連れ去りを心配している保護者は非常に多く見られます。学校から帰る際や、遊びから戻る際には、親としては暗くなる前に帰ってくるように約束をさせている人も多いかと思いますが、子供たちの中には、遊び足りないと感じている子供も多いでしょう。特に真夏の時期は、決められた帰宅時間になっても、まだまだ外が明るいので、まだ遊んでいても大丈夫なのに、なぜ帰らなければいけないのだと不満に思う子供も見られます。子供が安心して学校に通うための通学路ですが、この決められた道は必ずしも安全であるとはいえません。警察による報告では、子供に対する声かけの多くは通学路で発生しています。時間帯としては、登校時間にあたる8時台や、下校時間にあたる午後3時から5時に集中しています。そのため通い慣れた道であっても、日ごろからしっかりと防犯意識を高めることが大切になります。

犯罪の起こりやすい場所や落とし穴をチェックしよう

通い慣れた通学路であっても、犯罪が起こりやすい場所には特徴があります。それは見通しが悪い場所、ひと気が少ない場所、不特定多数の人が出入りしやすい場所です。子供に声をかける隙を狙っている人間は、このような場所で待ち受けているといえるでしょう。学校に通うために定められた場所なのだから、安全性に基づいて定められ、このような危険な場所はないだろうと思う人もいるかもしれませんが、このように思い込むことは大間違いです。たとえ通い慣れた道であっても、その場所は変化する可能性があります。あまり生えていなかった草が急にのびて見通しが悪くなったり、駐車場だった場所に建物が建てられたり、新しくお店がオープンし、人の出入りが激しくなったり、このような街の変化は珍しいことではありません。年度途中でも気になる箇所があれば注意を促したり、必要に応じて学校に申し出ることも大切です。保護者が防犯意識を高め、積極的にかかわることが大切になるでしょう。

子供にもしっかりと言い聞かせるようにしましょう

学校に通うために、通学路を通るのは子供自身です。そのため保護者は子供に対して、身を守るための基本をしっかりと教えるようにしましょう。なるべく一人にならないこと、知らない人には絶対についていかないこと、車の中から話しかけられても近づかないこと、後ろから来る人にも注意を払うこと、危険を感じたら大声を出したり走って逃げることなどがあげられます。これらは一度言えば大丈夫というわけではありません。春休みや夏休み、冬休みなどの長期にわたる休みが明けた時など、定期的に保護者と一緒に確認するようにしましょう。また近年では、防犯ブザーを一人に一つ持たせるようにしている学校も多く見られます。必ずブザーは手の届くところにつけて、ブザーの使い方も定期的に確認するようにしましょう。